1日の生活リズムを整える
再発を防ぐにためには、薬の服用を続けることが不可欠ですが、それだけでは十分ではありません。
日常生活では再発のリスクを避け、再発しにくい生活を心がけることも大切です。
なかでも最も重要なのが、生活リズムを整えることです。
規則正しい生活リズムは、症状の改善や再発の防止に役立つことがわかっています。
双極性障害の患者さんは、1日の生活リズムが乱れがちです。
その原因として考えられているのが、「体内時計」の乱れです。
私たちの体には、朝になると目が覚め、日中は活動し、夜になると眠くなるという自然な日内リズムが備わっています。
この日内リズムは、脳内にある体内時計がコントロールしています。
しかし、双極性障害の患者さんは、脳の機能的不調のため、体内時計のリズムが乱れていることが多いものです。
これが睡眠・覚醒リズムの乱れを引き起こし、徹夜や昼夜逆転といった再発のきっかけにつながってしまうのです。
体内時計は約25時間周期で動いているため、私たちは朝日を浴びたり、人と接したり、日中に活動や運動を行ったり、規則正しい食事をとったりすることで、24時間周期にリセットしています。
躁状態やうつ状態の最中には、これらが難しくなるため、日内リズムが乱れやすくなります。
この乱れをいつまでも引きずっていると、せっかく症状がよくなっても、再発のリスクを免れません。
症状が落ち着いてきたら、早寝早起き、規則正しい食生活を心がけ、積極的に活動したり、人と接触したりして、体内時計が正しくリセットされるよう、生活リズムを整えていきましょう。
俺は朝散歩するって決めた。
たもも
そんな感じ。
そんじゃー、またね(‘ω’)ノ
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