疲れた日は必須!寝ながらできる疲労回復ストレッチ

お役立ち

1日の仕事や家事が終わり、“今日も1日がんばった!”と布団に入る瞬間はなんとも至福の時・・・。
できれば、その日のうちに体の疲れを癒し、翌日に疲れを持ち越さないようにしたいものですね。
今回は、寝る前に布団の上で寝ながら行える、疲労回復ストレッチをご紹介しましょう。

翌日に疲れを持ち越さない!寝る前の簡単ストレッチ

寝ながらストレッチのメリット

〇リラックス効果

ストレッチでゆっくり筋肉を伸ばすと、体をリラックスさせる副交感神経の活動が優位に。呼吸が整い、体も心もリラックスすることで心地よい眠りにつながります。

〇疲労回復

1日中デスクワークで同じ姿勢を続けると、筋肉は凝り固まった状態になり、肩こりや腰痛の原因となります。また、立ち仕事や歩き回る仕事でも、下半身や腰など特定の筋肉に負担がかかりますね。

たもも
たもも

寝る前にストレッチを行えば、筋肉のこわばりがほぐれ、血液循環がよくなり疲労回復につながります。

〇継続しやすい

寝る前の入眠儀式として行えば、何より続けやすいのがポイント!寝る姿勢で行えば、体に余分な力が入らず、ストレッチ初心者でも無理なく行うことができます。

実践!疲労回復ストレッチ

ベッドや布団の上で、仰向けになって行いましょう!

1. 足首・すね・ふくらはぎ

足を真っすぐ伸ばして力を抜く。つま先をゆっくり前に傾けてから、今度はつま先をゆっくり体側へ向ける(かかとを押し出すイメージ)。
10回繰り返す。

2. 太もも裏

両足を伸ばした状態から、右足だけ膝を立てる。両手で右膝の裏か太ももの後ろを支えながら、できるだけ膝を真っすぐ伸ばす(足の裏を天井に向けると伸びやすい)。
左足も同様に行う。

3. 股関節

両膝を立てた状態から、足の裏を合わせ、両膝を外側に倒していく。できるだけ床につけるようにして股関節を伸ばす。この時に、かかとをお尻に近づけると、より股関節が開く。

4. お尻~腰

両膝を両手で抱え込み、膝を胸の方に近付ける。
この状態をキープしても良いが、ゆっくりと左右にゴロゴロ揺れるとさらに気持ちがよい。

5. 腰~脇腹

両足を伸ばして仰向けに寝る。右足を90度に曲げ、左手を右膝の外側に添えて、体の左側にゆっくり倒す。その時、顔は右側を向くようにし、右肩が床から浮かないように気を付けて行う。反対側も同様に行う。

6. 全身

仰向けの状態に戻ったら、手を組んで手の平を外側に向けるように頭の上に持って
いき、背伸びをする。
大きく鼻から息を吸い、口からゆっくり吐きながら気持ちよく伸ばす。

ストレッチは、1つの動作で20秒を目安に伸ばしましょう。
(伸ばす時間はあくまでも目安。数を数えることばかりに意識がいかないように、気持ちよく伸ばす)
強い痛みを感じる場合はすぐに中断し、決して無理のないように行います。

効果的に行う3つのポイント

その1.痛気持ちいいところまで伸ばす

筋肉は、痛い!と感じると、逆に縮もうとする性質があり逆効果。

たもも
たもも

勢いをつけず、痛気持ちよく感じるところまで伸ばしましょう。

その2.伸ばしている部位を意識

ストレッチの動作ばかりに気をとられていると、どの部分のストレッチなのかを忘れがち。

たもも
たもも

効果を得るためには、伸ばしたい部分がしっかり伸びているか確認しながら行いましょう。

その3.ゆったりした呼吸を意識

リラックス効果を高めるには、特に吐く息に意識を向けるのがポイント!

たもも
たもも

筋肉を伸ばす前に鼻から息を吸い、伸ばす時に、口からゆっくり息を吐く。その後は自然な呼吸を繰り返し、決して息を止めないようにしましょう。

まとめ

1日の締めくくりには、体も心もリラックスできる疲労回復ストレッチが最適です!
眠りにつく前のルーティンにして、翌日の気持ちよい目覚めにつなげましょう。

【参照文献】
ストレッチ・メソッド  谷本道哉・石井直方著 高橋書店

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