双極性障害の人では、一日の生活リズムが乱れ、一定しないことがよく見られます。
しかし、生活リズムの乱れは、症状の引き金になったり、悪化させる原因になります。
双極性障害はリズムが乱れる病気
生活リズムを保つうえで最も避けたいのは、徹夜です。徹夜をすると高揚感が生まれ、躁を発症しやすくしてしまいます。
たった一晩の徹夜でも、気が付けば不眠症になっていることも少なくありません。
徹夜は絶対にすべきではありませんが、それ以外は「~したい」程度の柔軟な姿勢で、生活リズムをととのえていきましょう。
食生活では、出来るだけ健康的な食事を決まった時間にとると、生活リズムが安定してきます。
また、適度な運動は気分を晴らすだけでなく、疲労感をもたらし、良い睡眠につながります。
睡眠リズム
たった一晩の徹夜がきっかけで、不眠症になる人も。
躁を招きやすい睡眠不足は、双極性障害の人にとっては大敵です。
おすすめの方法
- 床につく時間を決めておく。特に週末にずらさないように
- ベッドは眠るための場所にして、休養などに使わない
- 寝るまでに、徐々に心身を落ち着かせる
- 入浴などで、疲れをとってから寝る
就寝直前には避けたいもの:理由
- コーヒー:カフェイン
- パソコンやスマホ:脳を刺激する
- テレビや本:興奮する
- 運動:筋トレは避ける。軽いストレッチ程度なら良い
- TwitterやLINE:止まらなくなりがち
食事のリズム
うつのときには食べることに依存したり、ジャンクフードを無性に食べたくなりますが、出来るだけ規則正しい食生活を。
- 1日3食、決まった時間に食べる
- 自分で料理してみる
- アルコールを飲み過ぎない
- 間食をとり過ぎない
- 寝る2時間前には食事を済ませる
活動(運動)のリズム
うつのときは無理せずできる運動を。たとえ運動が出来なくても、掃除などの家事をしてなるべく活動的に過ごしましょう。
- 散歩、買い物など1日に1回は外を歩く
- 家の内外を掃除する
- 犬の散歩コースを少し長くしてみる
- 万歩計をつける
- 朝、陽の光を浴びる(カーテンや雨戸を開ける)
そんな感じ。
そんじゃー、またね(‘ω’)ノ
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