夜ふかし、食べ過ぎ、お酒、タバコ…など、続いてしまうと良くない習慣、いろいろとありますね。
「やめたい」と思っていても、嗜好品だから、ストレス解消のためにといって、ついつい今日も・・・。
今回は、そんな「やめたい習慣」と「やめられない原因」、それを断つための対策のいくつかをご紹介いたします!
わかっているのにやめられないのは、ナゼ?良くない習慣とストレスの関係
良くない習慣の根本的な要因として、「ストレス」や「疲労」が大きく関わっています。
人は、反射的に「不快」を避けて、「快感」を求めようとします。
例えば、ストレスや疲労を感じた時(不快)、甘いものを食べたり、タバコを吸ったり(快感)…そんな経験、心当たりはありませんか?
快感を得る行動によって不快を一時的に切り離すことができ、それが不快の緩和に繋がるからなのです。
そして、いざやめたいと思っても、人間の生存本能にある心理作用が働き、「やめること=変化」を恐れて現状を維持しようとします。
これこそがまさに、やめられない理由。
「またやってしまった」と自己嫌悪になったり、後ろめたさを感じてしまったり、場合によってさらにストレスを増強させてしまうこともあります。負の連鎖を食い止めるためにも、早め早めの対処が肝心です!
こんなことやっていませんか?今すぐやめたいアノ習慣、6つの具体例とその対策!
ついついやりがちな良くない習慣、6つの具体例とそれぞれの対処例をご紹介いたします。
1)空けたら1袋食べ切ってしまう・・・おやつの<スナック菓子>
【対策】
◎ちょっと贅沢なものにかえて、少量を楽しむ。
◎最初に食べる量を皿に取り分け、残りは見えない場所にしまっておく
◎ズバリ!お菓子を買わない
何か食べるのであれば、ナッツや無糖ヨーグルトなどで不足しがちなビタミンやタンパク質を補給できるもの、または、贅沢なものをちょっとだけ食べて満足感を得るのもおススメです。
手に届く場所にあるとついつい食べてしまうため、買い物の際は、お菓子コーナーを通らないと決めて、買わないことも1つの策です。浮いたお菓子代を別の趣味などにあてましょう。
2)飲まないと1日が終わらない・・・毎日休まず<アルコール>
【対策】
◎決めた!お酒は夜10時まで!
◎お酒の代わりに筋トレ!意外にいいかも!
◎飲まなかった日の翌日、体調がいいな、を実感する!
お酒好きの人こそ、肝機能の悪化でドクターストップがかかる前に、飲む時間や量を決めるなど、自身でコントロールしながらお酒を楽しみましょう。
お酒は筋肉の合成に悪影響を及ぼすという研究結果もあるため、「筋トレをする日=ノンアルコールの日」とし、体を鍛えることを1つの趣味として取り入れてみてはどうでしょう?
3)今日もお疲れさま!からの夕食の<ドカ食い>
【対策】
◎食べたものを写真にとって記録する
◎食べる前に水やお茶をコップ1杯飲む
◎まず大盛りサラダを皿1杯分食べる
写真で記録を残し、「食べ過ぎ」や「栄養の偏り」を客観視することで、自然と食事の量や質を改善しようとする意識が働きます。
食べる前に水を飲んだり、噛み応えのあるサラダを先に食べることで、空腹感を落ち着かせたり満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを抑えることができます。
4)夜更かし、睡眠不足の原因にも?寝る直前、ベッドの中で<スマホいじり>
【対策】
◎寝室にスマホを持ちこまない!
◎ベッドの上でゆっくりストレッチ!
◎横になったら、まずゆっくりと深呼吸を10回する
スマホのアラーム機能を使っている場合は、目覚まし時計を利用して寝室にスマホを持ち込まないようにしましょう。
ストレッチや深呼吸は自律神経を整えて快眠に導くため、なかなか寝付けなくてついスマホを触ってしまうという方は、ぜひ試してみましょう。
5)気づいたら夕方?・・・休日の<ダラダラ生活>
【対策】
◎自分の趣味や好きなことをする予定を1つ入れておく
◎朝食に好物を用意しておく
◎午前中に掃除や洗濯などの家事をする
休日はゆっくり寝ていたいかもしれませんが、寝過ぎると逆に疲労感を増強させてしまうことも。休日のスタートでもある「午前中」を有効に使うと、充実した1日を過ごしやすくなります。
好きな朝食を準備しておく、趣味や散歩など何か1つでも予定を入れておくなど、休日を有意義に過ごしましょう。
6)ないとなんだか落ち着かない<タバコ>
【対策】
◎吸う前のノルマ、もも上げを左右交互に20回
◎吸いたくなったら、歯磨きかマウスウォッシュ!
◎代わりにガムを噛む
健康のことを考えても、ここはやはり、やめることが最善策。
どうしても手放せない場合は、吸う前に体を動かす、歯磨きやうがいで口をスッキリさせる、代わりにガムを噛んだり炭酸水を飲んだりなどの対処法で、まずは節煙を進めてみましょう。
まとめ
“やめたい”という気持ちだけでコントロールしようとすると、現状維持の心理が働くことからも挫折しやすくなります。
大事なのは、「やめること」をゴールにするのではなく、「やめた後、どうなりたいか」をイメージすること。
例えば、その習慣をやめたら、健康になる、心や時間に余裕ができる、自信が持てる…など。やめた後のイメージを膨らませながら、良くない習慣とお別れしていきましょう。
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