生きづらさを感じている人に、自分らしく生きるためにぜひ実践していただきたい「自己肯定感を高める10の方法」をご紹介します。
自分らしさを引き出すことは、「自分の魅力を引き出す」ことでもあります。
10の方法を実践し、毎日に充実感を与えていきませんか?
今回は「レッスン9.自分の想いを大切にしよう」をお届けします。
自分の想いを大切にすることは、“自分のために生きる”ことにもつながります。
これまでのレッスンや今後ご紹介する方法と組み合わせながら、ぜひ10日間実践してみてくださいね。
まずは自分の想いに気づこう
自己肯定感が低い人は、物事を決めるときに優柔不断になってしまうことが多い傾向にあります。
他者の意見に左右され、その意見に合わせてしまうこともあるかもしれませんが、これは言い換えてみると“協調性がある”ということ。
とても大切な対人スキルです。
しかし、人の意見に合わせてばかりで自分の心の声を無視や否定をしてしまうことは、「自分の想いを大切にできていない」ということでもあります。
自己肯定感を上げるために、まずは自分の本当の想いに気づきましょう。
「本当はどうしたい?」と自分自身に問いかける練習をして、自分の想いに気づけたら、今度はその想いを信頼できる相手に伝えることに挑戦します。
このようにして、“自分で物事を選択する”ことに慣れていきましょう。
自分と相手の気持ちを思いやって伝えよう
自分の想いを大切にするというのは、決してわがままなことではありません。
「自分がどうしたいのか」を相手に伝えることは「自分の人生を歩む第一歩」でもあるからです。
ただ、「自分の想いが全て正しい」という考え方はNGです。
「他者にも自分の思うように動いて欲しい」といった感情から、相手に自分の想いを押し付けてコントロールしようとすることはよくありません。
そこで、自分の想いの伝え方として下記の例を参考にしてみてください。
(例)
「私はカフェに行くのもいいなと思っていたんだけど、○○ちゃんはカラオケに行きたいんだよね。
今日はどっちに行こうか?」
のように、「私は○○と思う」と自分の想いを尊重しつつ、相手の気持ちも思いやりながら伝えられると良いでしょう。
これは『アサーティブ・コミュニケーション』と呼ばれるものです。
自分の想いを伝えることによって、相手は不満を感じるかもしれません。
しかし、不満を抱かれるよりも、自分に嘘をつき、他者に合わせて“他者軸で生きる”方がつらいのではないでしょうか。
自分の想いを大切にすることができれば、きっと自分らしく生きていけるでしょう。
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