生きづらさを感じている人に、自分らしく生きるためにぜひ実践していただきたい「自己肯定感を高める10の方法」をご紹介します。
自分らしさを引き出すことは、「自分の魅力を引き出す」ことでもあります。
10の方法を実践し、毎日に充実感を与えていきませんか?
第1回目の今回は、10の方法を試す前に知っておきたい「自己肯定感とは何か」について詳しく解説します。
自己肯定感について知識を深めよう
自己肯定感とは、「自分の存在意義や価値を積極的に肯定できる感情」のことです。
自己肯定感が高い人は、自分の良い部分も悪い部分も含め、ありのままの自分を無条件に肯定できます。
産まれたときはみんな平等に持っている自己肯定感ですが、育った家庭環境や社会環境により自己肯定感が低くなってしまうことがあります。
たとえば、親から些細な行動を褒めてもらい、前向きな言葉をかけてもらった人は自己肯定感が高い傾向にあります。
対して、いつも怒られてばかりで自分の話を聞いてもらえなかったり、虐待を受けたりした人は自己肯定感が健全に育たないことが多いでしょう。
自己肯定感が低い人・高い人の特徴
◆自己肯定感が低い人
・プライドは高いけれど自信はない
・人を信じることができない
・他者の目を気にして相手に合わせて行動する
・自己犠牲をするため恋愛依存症になりやすい
・自分にも他者にも厳しい
・「今」に集中して生きていない
◆自己肯定感が高い人
・褒め言葉を素直に受け入れられる
・物事を客観的または肯定的に捉えられる
・自分の好き嫌いや得意不得意、快不快を知っている
・他者比較をしないで自分自身に集中できる
・ストレス発散が上手
・失敗を恐れずに挑戦し、失敗しても引きずらない
・「自分もOK、他者もOK」という考え方ができる
・今に集中して生きることができる
このように自己肯定感が高い人は、自分らしく生きやすくなります。
「自己肯定感を高める10の方法」を実践するポイント
取り組む際は以下のポイントが大事になります。
・1つ目の方法から順に実行してみる
・自分には難しいと思う方法があれば一度飛ばして、記事で紹介した中でどれか自分に合った方法を、とにかく10日間続けて実行してみる
・もっと自己肯定感を高めたい場合は1つ目の方法から再度取り組む(2巡する)
・2巡目以降も、1巡目でできたことでも焦らず1日ずつ行う
とにかく「できたこと」に目を向けていきましょう。
目標を達成できると「自己効力感(※)」が高まり、自己肯定感を高めるステップになります。
(※)課題を乗り越えられる自信や期待のこと
「自己肯定感」への理解を深められたでしょうか?
いよいよ次回から「10の方法」をお伝えしていきます。
コメント