たもも
躁状態の特徴を見ていきましょう
おしゃべりが止まらないことは誰にでもあり、双極性障害の症状とは限りません。
では、正常なおしゃべりと、躁状態のおしゃべりとはどこが違うのでしょう。それはこの病気のもう一つの特徴である「急速な思考」とのかかわりです。
躁状態にある人の頭の中では、かなりのスピードで思考が駆け巡っていて、本人は自分が考えていることのすべてを説明しつづけなければならない、という衝動にかられます。
聞く側は、言葉の嵐を浴びているような状態になり、話を遮るのも難しくなります。
また、思考が速過ぎると、言っている内容も理解しづらくなります。
躁状態がもう少し軽い場合は、頭の中に面白い話が浮かび、いつもより喋りたくなる感覚があって、冗談を言ったりダジャレを飛ばしたりします。
周囲の人には、陽気になったように見えますが、それが躁の症状とは思わないようです。
ポイント
家族など周囲の人は、おしゃべりしている様子が、いつものその人の状態とかけ離れていないかどうか、気を付けてみてください。
できれば、簡単なメモを残しておくとよいでしょう。
受診するとき、患者さんの過去の経緯を伝えるのに役立ちます。
たもも
そんな感じ。
そんじゃー、またね(‘ω’)ノ
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